AI画像デンマーク風パウンドケーキ
バニラとレモンの香りが効いた、しっとりとしたデンマーク風パウンドケーキです。
ラベルは材料から自動的に判定されており、誤りが含まれる場合があります。気になる方はパッケージをご確認ください。
材料
- 0.5 個 バニラビーンズ
- 200 g 砂糖
- 1 個 レモン 皮を細かくすりおろす、皮のみ使用
- 200 g バター 室温に戻し柔らかくしたもの
- 4 個 卵
- 2 小さじ ベーキングパウダー
- 200 g 小麦粉
作り方
バニラビーンズを縦に切り、ナイフで種をこすり取り、砂糖に混ぜ込む。
バニラ、砂糖、レモンの皮、バターを白っぽくふんわりするまで混ぜる。
卵を1個ずつ加えて混ぜる。
ベーキングパウダーを小麦粉に混ぜ、ふるいながら生地に加える。
生地をそっと混ぜ合わせる。
お好みでフルーツ、ナッツ、チョコチップ、またはベリーを生地に加える。
生地を、バターを塗りオーブンシートを敷いた約10×25cmの型に入れる。
175度(コンベクションモード)に予熱したオーブンで約45分焼く。
45 分ケーキを網の上で少し冷ます。
パウンドケーキというのは、もともと「1ポンドのバター、1ポンドの砂糖、1ポンドの卵、1ポンドの粉」という覚え方から来た名前です。このデンマーク風は厳密な1対1対1対1ではありませんが、考え方は同じ。バターと砂糖と卵と粉がほぼ同じ重さで並ぶから、はかりさえあれば誰でも覚えられる配分なんです。レシピというより、比率の話です。
成否を分けるのはバターです。「室温に戻す」とだけ言われても、何を確かめればいいか分かりません。目安は、指で押すとすっと沈むけれど溶けてはいない状態。冷たいバターだと砂糖と混ざらず粒のまま残り、焼いたときに空気を含めないので目の詰まった重い生地になります。溶けすぎたバターだと今度は卵を入れたときに分離して、水と油が別々になった汁っぽい状態になる。この二つの間の、ほんの数度の幅を狙います。
もう一つの分かれ道は粉を入れたあとの混ぜ方です。「そっと混ぜる」と書いてあるのは気分の問題ではありません。小麦粉のグルテンは混ぜるほど強くなり、強くなるほどケーキは固く締まります。泡立て器でぐるぐる回す必要はもうなく、ゴムベラで底から大きく返すように、粉気が見えなくなった瞬間でやめる。混ぜすぎたパウンドケーキは、ゴムのような弾力になって分かります。
バニラビーンズは半分だけ使います。さやを縦に切って種をナイフでこすり出し、砂糖にすり込むのは、香りの油分を砂糖の粒に吸わせておくためです。バニラオイルやバニラエッセンスでも代用できますが、さやごと入れるような無駄な使い方は避けてください。香りが欲しいなら、バニラエッセンス小さじ1程度を卵と一緒に加えるので十分です。
レモンは皮だけ使い、果汁は使いません。皮の白い部分(苦い綿のような層)までおろしてしまうと苦みが出るので、黄色い部分だけを薄くすりおろします。レモンがなければオレンジの皮でも構いません。基準は「柑橘の香りで甘さの角を取る」ことなので、酸味そのものはこの生地には必要ありません。
バターと砂糖を「白っぽくふんわりするまで」混ぜる工程は、見た目の演出ではなく、実際に細かい空気の泡をバターに抱き込ませる作業です。この泡がベーキングパウダーと一緒になって、焼いたときにケーキを持ち上げます。マーガリンで代用する人もいますが、水分量が違うので同じようには泡を抱きません。無塩バターが基準で、有塩しかなければ砂糖の量は変えずそのまま使って構いません。味の差はごくわずかです。
卵は1個ずつ加えます。一度に全部入れると、バターの脂肪と卵の水分がうまく混ざらず分離します。分離した生地は粉を入れても滑らかに戻らず、焼き上がりがぼそぼそします。常温の卵の方が混ざりやすいので、冷蔵庫から出したばかりの卵は使う前に少し置いておくといいです。
ベーキングパウダーは粉に混ぜてからふるいます。ふるう理由は、粉のダマを散らすのと同時に、ベーキングパウダーを粉全体に均一に行き渡らせるためです。これを省くと、ケーキの一部だけが膨らんで他が沈むことがあります。ベーキングパウダーは重曹と違って酸が内蔵されているので、こういう生地には扱いやすい材料です。
フルーツやナッツ、チョコチップは好みで入れる部分なので、入れなくても生地として完成しています。入れるなら、水分の多い生の果物は生地を重くして沈みやすいので、ドライフルーツやナッツ、チョコチップの方が扱いやすいです。型は10×25センチほどの長方形を想定していますが、家庭のオーブンが小さい場合は型をひとまわり小さくしてもいいです。その場合、生地の厚みが増すので、45分は下限として、串を刺して生の生地がついてこないか確かめてから出してください。175度のコンベクションというのは、熱い空気を循環させて外側からしっかり火を入れる設定です。普通のオーブンしかない場合は180度ほどに上げて、焼き色を見ながら時間を延ばします。