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卵不使用のショートブレッドクッキー

卵を使わない、バターと粉糖、レモンの皮で作るサクサクのショートブレッドクッキー。

分量: 8 下準備 30 分 調理時間 15 分 お菓子作り
ベジタリアン含まれるアレルギー物質: グルテン, 乳成分
ラベルは材料から自動的に判定されており、誤りが含まれる場合があります。気になる方はパッケージをご確認ください。

材料

卵不使用のショートブレッドクッキー — 材料: 小麦粉, バター, 粉糖, レモンの皮, 塩

作り方

  1. ボウルにバター、粉糖、レモンの皮を入れ、木のスプーンでふんわりとやわらかくなるまですり混ぜます。

  2. 小麦粉と塩を加えて生地をまとめます。打ち粉をした台に取り出し、手でさらにこねます。

  3. 生地をボール状にまとめ、ラップで包んで冷蔵庫で休ませます。

    30 分
  4. 生地を2枚の紙の間に挟み、厚さ5〜7mmに伸ばし、直径5cmの型でクッキーを型抜きします。

  5. 残った生地を再度まとめて伸ばし、クッキーを型抜きします。

  6. クッキングシートを敷いた天板にクッキーを並べ、180度に予熱したオーブンで焼きます。

    15 分
  7. 焼き上がったクッキーをオーブンから取り出し、冷ましてから盛り付けます。

ショートブレッドは、卵もベーキングパウダーも使わない、バターと粉だけで立つ生地です。膨らませる仕掛けが何もないからこそ、口の中でほろっと崩れる食感になります。これは欠陥ではなく、そもものの正体です。

成否を分けるのはバターの温度です。バターと粉糖をすり混ぜる段、ここでバターは冷蔵庫から出した直後の硬さではなく、指で押すとすっと沈むくらいの柔らかさが必要です。冷たすぎれば粒のまま残り、生地がまとまらない。溶けて液状になっていれば、これはもう別の生地です。常温に少し置いて、角がわずかに丸くなる手前が狙いです。

よく「卵がないと生地はまとまらない」と言う人がいます。でも違います。まとめているのはバターの脂肪で、冷えれば固まり接着剤の役目をします。だからこそ型抜き前にしっかり冷蔵庫で休ませる段が効いてきます。生地がバターの力で冷えて締まるのを待つ、それだけです。急いで常温のまま伸ばすと、型が崩れ、焼いたときに広がって縁が丸くなります。

オーブンは日本の家庭用の小さめのものを前提に話します。180度というのは、庫内温度計がなければ天板の端が先に色づく温度です。小さいオーブンは熱源に近く、温度の偏りが出やすいので、焼き始めて下限の時間が来たら一度様子を見てください。色の変化で判断します。縁がうっすら金色になり、中央はまだ白っぽいくらいで取り出すのが正解です。全体が金色になるまで待つと、冷めたときに硬く乾いた食感になります。

小麦粉375gは、ここでは膨らみを作る材料ではなく、バターの脂肪を支える骨格です。日本の家庭なら薄力粉で十分です。ふるう必要は厳密にはありませんが、だまが残ると生地の一部だけ水分を吸わず、焼き上がりにむらが出ます。計量カップで量るなら、すくって押し込まず、ふんわり入れてすり切ることだけ守ってください。押し込むと同じカップでも重さが変わり、生地が硬くなります。

バター225gは主役です。無塩バターが基本で、有塩を使う場合は塩のひとつまみを省くか半分にしてください。でなければ全体が塩辛くなります。マーガリンでも代用はできますが、融点が違うため、冷蔵庫で休ませてもバターほど固く締まらず、型抜きの縁がだれやすくなります。代用の基準は、常温で固形を保ち、冷やすとしっかり固まる脂肪であることです。

粉糖110gは、焼き色や甘さのためだけでなく、きめの細かさを作るための選択です。上白糖やグラニュー糖で代えると、粒が溶け残り、生地の表面がざらついて口当たりが変わります。甘みを多少調整したい場合は、粉糖の量を前後させても構いませんが、極端に減らすと生地がまとまりにくくなります。糖も実は生地の水分バランスの一部だからです。

レモンの皮は香りづけで、実はこのクッキーに酸味はほとんど残りません。皮の白い部分まで削ると苦みが出るので、黄色い表皮だけをすりおろします。なければオレンジの皮やバニラの香りで置き換えても生地の構造には影響しません。ここは味の好みの話で、仕組みの話ではありません。

塩はひとつまみ、これは隠し味というより、甘さの輪郭をはっきりさせるための対比です。入れ忘れても失敗にはなりませんが、全体がぼやけた甘さになります。

型抜き後の生地の端は、こねすぎると粘りが出てきます。小麦粉のグルテンは本来パンのための骨格で、ショートブレッドには不要です。何度もまとめ直すのは一度か二度まで、それ以上触ると硬く締まった食感になります。ここは辛抱の材料です。残った生地をもう一回だけ丁寧にまとめ、それ以上は諦めて次に回す、その判断が食感を守ります。

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