AI画像野菜入りカルボナーラ
パプリカ、ズッキーニ、エシャロット、パンチェッタ、ペコリーノロマーノを卵黄で絡めた野菜入りカルボナーラです。
ラベルは材料から自動的に判定されており、誤りが含まれる場合があります。気になる方はパッケージをご確認ください。
材料
- 400 g スパゲッティ
- 1 個 パプリカ
- 2 個 ズッキーニ
- 1 個 エシャロット
- 120 g パンチェッタ(スモーク)
- オリーブオイル 揚げ焼き用
- 塩 適量
- 黒こしょう 適量
- バジル 適量、またはミント
- 2 大さじ ペコリーノロマーノ すりおろし、仕上げにも適量
- 4 個 卵黄
作り方
フライパンに少量のオリーブオイルを入れ、ズッキーニを焼いてペーパータオルで油を取り、取り出す。同様にパプリカも焼く。
10 分フライパンでエシャロットとパンチェッタを、中心温度が70℃以上になるまで炒める。
10 分ボウルに卵黄、ペコリーノロマーノ、黒こしょうを入れてよく混ぜる。
5 分スパゲッティをアルデンテに茹で、湯を切って卵黄のボウルに移し、バジル(またはミント)とペコリーノロマーノを加えて手早く混ぜ、盛り付ける。
10 分
カルボナーラというのは、結局のところ「卵黄とチーズが、熱いパスタの余熱だけでとろりとしたソースになるかどうか」を賭ける料理です。火にかけたままソースを作ると卵は固まって炒り卵になります。火を使わず、パスタ自身の熱とでんぷん質のゆで汁だけで仕上げる。これが成否の分かれ目で、野菜が入ろうが入るまいが変わりません。
野菜入りという名前がついていますが、ズッキーニとパプリカは脇役です。香ばしく焼いて水分を飛ばし、パンチェッタの脂の香りとパスタの間に、別の食感と甘みを挟み込む係です。ここで野菜から水が出たままだと、せっかくの卵黄ソースが水っぽくなって分離します。だから焼いたら必ずペーパータオルで油と水気を取る。これは見た目の行儀ではなく、ソースを守るための手順です。
パンチェッタとエシャロットは炒めるとき、中心温度70℃以上という数字が出てきますが、これは衛生のための下限であって、色や音で確認するものです。パンチェッタの脂が透明になって縁がカリッとし、エシャロットが透き通って甘い匂いに変わる。それより先には行きません。ここで焦がすと脂自体が苦くなり、後で卵黄と合わせたときに苦味が全体に回ります。
卵黄にチーズと黒こしょうを混ぜておくのは、熱いパスタに卵黄だけをそのまま加えると、表面だけが急に固まって粒になるのを防ぐためです。チーズが間に入ることで熱の伝わり方が少し緩やかになる。生クリームを入れる人もいます。でも本来は要りません。なぜなら、とろみはクリームではなく卵黄とでんぷん質の湯の仕事だからです。
スパゲッティは茹で汁を手放さないことが前提になります。茹で汁にはでんぷんが溶け出していて、これが卵黄・チーズ・脂を一体にする糊の役目をします。湯切りのときに湯をすべて捨ててしまうと、後でソースがまとまらず、パサパサに固まった卵のかけらだけが残ります。だから湯を切ったら、少し濡れた状態のままボウルに移す。これは手早さの話であって、几帳面さの話ではありません。
ズッキーニとパプリカは、どちらも水分の多い野菜です。選ぶときは重みがあって皮に張りのあるものを。パプリカは赤でも黄色でもかまいません、甘みの出方が少し違うだけです。もし手元になければ、ナスやかぼちゃのような、焼いて甘みが締まる野菜で代えられます。葉物のような水分がすぐ出る野菜は向きません、ソースが薄まるからです。
エシャロットは玉ねぎより辛みが穏やかで、火が入ると上品な甘さが出ます。これがなければ普通の玉ねぎの小さめのものでも構いません。ただし玉ねぎは焼く時間が少し長めに要ることがあります、色が金色になるまでが目安で、それより先、赤茶色まで行くと苦味に変わります。
パンチェッタはスモークタイプが指定されていますが、これは香りの土台です。脂身と赤身のバランスが大事で、脂が少なすぎるとソースにコクが出ません。もし手に入らなければベーコンで代えられますが、ベーコンは燻製と塩気がより強いので、塩は控えめにして味を見ながら足してください。代用の基準は「加熱すると透明な脂を出し、カリッとした食感になる塩漬け肉かどうか」です。
ペコリーノロマーノは塩気と羊乳特有の鋭さを持つチーズです。これがなければパルミジャーノで代えられますが、塩気がやや穏やかになるので、仕上げの塩は少し多めにする必要があります。粉状のすでにすりおろされたものより、塊をすりおろしたものの方が溶け方が均一です、これは私の経験というより、粉状チーズが固まりやすい性質から来ています。
卵黄は4人分に4個、つまり1人1個が目安です。これより少ないとソースが薄く、パスタに絡みきらずに鍋肌に残ります。卵は室温に戻しておくと、冷たい卵黄が熱いパスタの熱を一気に奪って固まりやすくなるのを防げます。バジルかミントは香りの違いだけで、どちらも後がけにして熱を通しすぎないこと。辛抱というのは、まさにこの最後の工程、火を使わずに混ぜ続ける数十秒のことを指します。急いで火にかけ直したくなる気持ちを抑えるところに、この料理のすべてがかかっています。