AI画像鶏肉とココナッツミルクのカレー煮込み
ココナッツミルクとカレーのスパイスで仕上げた、鶏肉と野菜のオーブン煮込み。
ラベルは材料から自動的に判定されており、誤りが含まれる場合があります。気になる方はパッケージをご確認ください。
材料
作り方
鶏むね肉を細切りにし、小麦粉、塩、こしょうをまぶす。
フライパンにオリーブオイルを熱し、肉をさっと炒める。
4 分肉を取り出し、同じフライパンで玉ねぎ、ニンニク、長ねぎを(必要なら油を足して)柔らかくなるまで炒める。
5 分カレー粉、コリアンダーパウダー、クミンを加えてよく混ぜる。
1 分ココナッツミルク、生クリーム、ブイヨン、ほうれん草を加えて煮立たせる。
5 分パイナップルのシロップ、塩、こしょうで味を調える。
耐熱容器に油を塗り、鶏肉、ブロッコリー、パイナップルと一緒に入れる。
190度に予熱したオーブンで20〜25分ほど焼く。
22 分その間にバスマティライスをパッケージの表示通りに茹でる。
17 分ライス、ピーナッツと一緒に盛り付け、パセリを散らして仕上げる。
変更点
長ねぎ、生クリームに置き換えました
これは要するに、鶏むね肉のカレー炒めをオーブンで仕上げに通す料理です。鍋だけで完結させず、わざわざオーブンに移す理由があります。フライパンは強い熱でさっと焼き色をつけるのが得意ですが、ブロッコリーとパイナップルと鶏肉を均一に、かつソースを煮詰めすぎずに火を通すのは苦手です。オーブンの穏やかで全方位からの熱なら、ブロッコリーが硬いまま芯が残ることも、ソースだけ焦げつくこともありません。
成否を分けるのは二つです。ひとつは鶏むね肉を炒める段階で火を入れすぎないこと。むね肉は脂肪が少なく、繊維が締まるとすぐパサつきます。ここでは「色がつけばいい」程度、表面が白からうっすら色づく程度で引き上げて、本焼きはオーブンに任せます。先に完全に火を通してしまうと、オーブンの20分でさらに締まって硬くなります。
もうひとつはソースの煮詰め方です。ココナッツミルクと生クリームを煮立たせる段階で、ぐらぐら強く沸かし続けると脂肪分が分離して、舌触りがざらつきます。表面がゆっくり泡立つくらいを保つのが安全です。「強火でしっかり煮詰めた方が濃厚になる」という人もいます。でも違います。濃厚さは煮詰める強さではなく、脂肪分(ココナッツミルクと生クリーム)の量で決まるので、弱めの火でも時間をかければ同じ濃度になります。
鶏むね肉は400g、細切りにして小麦粉をまぶします。この小麦粉、見落とされがちですが仕事をしています。表面にうっすら膜を作って、肉汁を内側に閉じ込め、同時にソースにとろみを少し足す役割です。もも肉で代えても構いません。もも肉は脂肪があるぶん多少火が入りすぎても硬くなりにくく、家庭のコンロで火加減が安定しないときはむしろ扱いやすいくらいです。
玉ねぎとニンニクと長ねぎは、この料理の土台を作る香味野菜です。玉ねぎは「透き通るまで」ではなく「色づき始めるまで」炒めるのが目安です。ここで甘みと香ばしさの両方を取りに行きます。焦がしてしまうとカレー粉と合わせたときに苦味が前面に出るので、色づき始めたらすぐ次の工程に進みます。
カレー粉、コリアンダー、クミンはここで油の中に入れて軽く炒ります。スパイスは生のままだと粉っぽさが残り、香りも開きません。油の熱を借りて初めて香りが立つので、ここは1分でも省略できない工程です。手元にクミンがなければコリアンダーとカレー粉だけでも成立します。クミンは土っぽい深みを足す役目なので、なくても輪郭は保てます。
ココナッツミルクと生クリームとブイヨンは、この料理の液体部分を三者三様に担っています。ココナッツミルクはコクと甘みの土台、生クリームは舌触りの滑らかさ、ブイヨンは全体を薄めすぎずに塩気と旨味の骨格を足します。生クリームが手元にないなら、ココナッツミルクを少し増やして代用できます。質感は変わりますが、破綻はしません。
パイナップルは果肉とシロップの両方を使います。シロップのほうは甘みと酸味のバランスを取る調味料として最後に加えるので、捨てないでください。缶詰のパイナップルは繊維が柔らかく煮崩れにくいので、生のパイナップルより扱いが楽です。生のものを使う場合は酸味が強く出ることがあるので、味見して砂糖を少し足す判断が要ります。
バスマティライスは白米でも代用できますが、バスマティは粘りが少なく粒が立つので、このとろみのあるソースを吸わせても水っぽくなりません。白米で作ると、ソースを吸った米がやや重たく感じられることがあります。家庭用オーブンは庫内が狭く熱源が近いので、190度で20〜25分と言っても、庫内の奥と手前で焼け方に差が出ることがあります。途中で一度位置を入れ替えるくらいの気遣いがあってもいいでしょう。これは急いでいい工程ではありません。辛抱して様子を見ることも、材料のひとつです。